リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉様

「ひとと自然にやさしい、常にお客さまのために進化するホテル」をコンセプトに掲げる、アールエヌティーホテルズ株式会社様が全国展開されている「リッチモンドホテルズ」。今回は、都心にも横浜にも好アクセスな街の「リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉」様の電話交換設備(PBX)更新工事をご依頼いただきました。
ご担当者様 総支配人 本橋 沙織 様(当時) 、フロントチーフ 細谷 美里 様
リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉についてお聞かせいただけますか?
客室が302室、会議室が大小2室、加えてレストランがあります。スタッフは社員、パート・アルバイト含め約30名在籍しています。客室数は、全国のリッチモンドホテルで最大規模です。武蔵小杉という立地は、都心にも横浜にも、空港へのアクセスも良いので、国内外から多くのお客さまがお越しになります。また、横浜アリーナやKアリーナ、ホテルからほど近い等々力競技場で大きなスポーツイベントがあると、団体のお客さまがいらっしゃっることも多いです。
ユニークなお部屋があるとか?
バリアフリー対応のユニバーサルツインルームをはじめいくつかの客室タイプがありますが、昨年から漫画を約1,000冊そろえた「コミックルーム」を2部屋ご用意しています。漫画のタイトルは一定期間で更新しており、スタッフのおすすめを設置することもあります。ほかにもスタッフからはユニークなアイデアが多く提案されており、総支配人としてそうしたアイデアを今後もかたちにしていきたいです。
みなさんお忙しそうにされていますね?
客室の稼働率は平均で85%以上、下期後半は90%以上と高水準で推移しており、チェックイン数も他のリッチモンドホテルと比べて多い傾向にあります。そのため、勤務しているスタッフはどの時間帯も慌ただしく業務にあたっています。こうした状況の中で、電話設備は、お客さまとの重要な連絡手段のひとつであるため、確実にお応えしていくためにも、設備面でのトラブルはできる限り避けたいと考えています。小さな例ではありますが、「受話器上がり」の状態はお客さまとの連絡手段に支障をきたすため、見過ごすことはできません。
従来の電話設備についてはいかがでしたか?
開業から16年が経ち、設備にも経年が見られるようになり、数年前からは、事務所内の電話機で通話不良が発生するケースや、客室の電話機が一部使用できないといった事象が確認されるようになりました。また、フロントからの発信がないにもかかわらず客室で電話が鳴ってしまい、お客さまにお部屋をご移動いただくこともありました。町田電話工業さまにも定期的にお力添えをいただきながら対応してまいりましたが、機器の一部に関しては交換用の部品が入手困難となっており、スタッフの間でも、今後の対応に不安を感じる声があがるようになっていました。
設備の更新後に不安は解消されましたか?
トラブルが解消されたことに加え、使い勝手が大きく向上したと感じています。スタッフは、内線・外線を問わず常に電話対応を行っていますが、今回の改善により、内線では発信者表示によってどのお部屋からの電話か事前に確認できるようになり、外線でも着信履歴の確認が容易になりました。また、客室で受話器が上がったままの状態でも状況を把握できるようになり、スムーズに対応できるようになっています。細かな点ですが、このような改善がお客さまへのより良い対応につながっていると感じています。(細谷様)
さまざまなお客様のために
弊社では、今回ご導入いただいたリッチモンドホテルプレミア武蔵小杉様はじめ、各地のリッチモンドホテル様で電話設備を通じてサポートさせていただいています。
電話設備は、ホテルを訪れるさまざまなお客様にとって、ホテルスタッフとのコミュニケーションは、よりシンプルに、どなたにも使いやすく、人の声で温かみのあるサービスであってほしい、と願っている私たちからのご提案です。